2012年2月22日水曜日

村の宝で日本一~馬路村のゆず~レポート

学生スタッフ

みなさん、初めまして(^^)

政策学部政策学科1回生の、大平なるみです!みなさん気軽に、「なる」って呼んでください♪ 2月の頭に無事、テ
ストも終了し、今は春休み真っ只中ですo(^-^)o

ということで、私の所属していた基礎演習4組(奥野クラス)は、研修旅行へ行ってきました、in沖縄☆
(奥野先生のブログも是非読んでみてください。http://ryukokupolicyblog.net/category/seisaku

現地では沖縄在住の大学生の方にガイドをしてもらいながら、沖縄の平和について考えてきました。大いに学び、大
いに楽しめた旅行となりました!!

さて、今回の本題は、昨年12月18日に行われた、政策学部開設記念イベント最終回、「村の宝で日本一~馬路村
のゆず~」についてです。

今回ご講演いただいた、東谷望史さんは、高知県東部にある馬路村の農業組合代表理事組合長をされています。
この馬路村は、村の面積の96%が森林に覆われており、高知市から車で行くと2時間かかるそうです。では、人口
約1000人の小さなこの村が、注目を集めるようになったのはなぜなんでしょうか。

元々の馬路村は村の面積の96%が森林の覆われていることから主産業は林業でした。ところが木材の輸入自由化
や住宅の変化などから村を支えた林業の立場は厳しくなっていきました。そんな中で東谷さんは、馬路村の特産物
であったユズを、新たな産業として注目したそうです。「ユズ」を単なる原料ではなく、加工品として立ち上げたこと、今
では当たり前となった通販事業を立ち上げたこと、そして馬路村のユズだけではなく、村そのものを「馬路村ブランド」
として売り出したこと、これらの長年の取り組みが村おこしの成功につながったとお話されていました。もちろん加工品
への理解を得ることなど、軌道に乗るまでの道は決して平坦ではなかったとのことでしたが。

現在、地方では過疎の問題が深刻化していますが、その中で東谷さんの活動は、この問題を解決するための大きなヒ
ントとなるのではないかと、講演を聞いて感じました。

東谷さんと的場先生とのトークセッションの様子です


講演の合間には、馬路村のユズを使ったドリンク、「ごっくん馬路村」を、参加された方々に配らせていただきました!私も飲
ませてもらったのですが、やっぱりおいしい(*^-^*)
また今回は抽選で数名の方に、東谷さんからポン酢しょうゆ「1000人の村」もプレゼントされました!!東谷さんにはお忙しい
中、ご講演いただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今回で、政策学部・大学院政策学研究科開設記念「美味しいがまちを変える。 ~食から政策を考えよう~」のイベントは終
了とはなりましたが、これまでの講演すべてが、私たちにとって貴重な経験となりました☆

これからも、政策学部は様々なイベントが開催されると思うので、私たち学生スタッフも、楽しみにしています♪
それでは、また会いましょー(^o^) 以上「なる」からでした☆★

私たちも当日はイベントスタッフとして参加しました