2012年3月2日金曜日

政策学部での学びを紹介〜分権社会の地方自治を学ぶ〜

学生スタッフ

みなさん、こんにちは!
政策学部政策学科1回生の住吉祐紀です!「スミ」って呼んでくださーい!3月になり、春休みも中盤。バイト
ばっかりで遊んでいない日々です。今は資格の勉強をちょっとしています。

僕はパソコンやiPhoneやiPadを使うことが趣味で、MOS検という大学生なら絶対に使っているWordやExcel
やPowerPointをちゃんと使えるかという資格の勉強をしています。今はWordを勉強しています!

こんな僕ですが、4月からクラスサポーターになることが決まりました!
基礎演習のあるクラスを1年間サポートしていきます!また別のブログでクラスサポーターのご紹介があると思
うのでチェックしてください!

さて新入生のみなさん!合格おめでとうございます!
4月からの龍谷大学政策学部での学びを楽しみにしていると思います!4月1日から一緒に「チーム政策」を盛
り上げていきましょう!2期生がどんな学生達なのか楽しみにしてます!
そんな新入生のために今回は前期にほぼ全員が履修する「学ぶシリーズ」の1つである「分権社会の地方自治
を学ぶ」についてご紹介します。

みなさんは地方自治と聞くとどんなイメージがありますか?僕は大学に入る前は「市町村がつまらないことをし
ているもの。」と思っていました。あまりいい印象はなかったです。

しかし、この科目を受講して地方自治に対する考え方がかなり変わりました!まずは日本の地方自治の歴史を
振り返ってみましょう。中央集権型と言われてきた日本の政治形態。21世紀に入り、急速に地方分権が進みま
した。日本の国の姿を地域社会から変えて行く地方分権はわたしたちにとってどのような意味を持つか。地域社
会で起きている事例を通じて、地方自治について基本的なことを学ぶ科目です。講義方法は大講義室で、大学
独特の雰囲気で行います。

では担当する教授を紹介します!
富野暉一郎先生です!
富野先生はとても偉大な先生です!

富野先生です!


富野先生は京都大学理学部宇宙物理学科を卒業しています。
まず大学名にびっくりするのですがさらに宇宙物理?となりませんか?
そうなんです。先生は理系の出身です。

なぜそんな人が文系の科目の研究をしていらっしゃるのかというと、偶然に米軍住宅問題が地元で起きてしまい、
市民として反対運動に関わったことから神奈川県の逗子市長になってしまい、否応無く地方自治の現場で市民自
治を実践することになってしまい、その結果地方自治の研究者になるという道を歩んでこられました。
実際の元市長の講義が受けることができるすごく充実した講義となっています!
富野先生については政策学部のホームページにも紹介があります!
ぜひ、ご覧ください!http://www.policy.ryukoku.ac.jp/staff/tomino.html

今回、富野先生に直撃取材!
新入生のためにお話をお伺いましました!
この講義の方法やポイントを教えてください!

「通常の講義は

①一週間分の地方自治に関連する新聞記事の切り抜きをコピーした
『今週の地方自治』を使う,生きた地方自治の解説
②前回の講義についての疑問や意見に答える回答タイム
③レジュメに沿った講義
④その日の講義に関する質問や意見等を全員が「質問意見票」に記入する振り返りの時間

で構成されます。
また2~3回程度、講義の進捗に合わせて映像資料により、地方自治の課題をリアルに理解する場を持ちます。」

大学の講義は90分です!
意見質問表をしっかり書いて提出してから退出しましょう!
次に新入生のみなさんへこの講義で学んでほしいことやこの講義の取り組み方についてコメントをいただきました!

「地方自治は国際政治や国の政治・行政に比べてマイナーな感じがすると思いますが、どうしてどうしてなかなか
面白いし、私たちの手の中にある政治や行政である大事なものであることをぜひとも知ってほしいと思っています。
また私たちが社会に参加して社会を元気にしていく手掛かりや方法についても学んでほしいと思っています。」

まずは話を聞いて興味を持つことが大切です。興味を持てば学びが広がります!では実際に受けた学生の声を
聞いてみました!

「おやじギャグ最高!」
「チャーミングな先生!」など意外な富野先生(笑)
「市長の経験がある先生のお話を聞けるから充実した講義だった」
「地方自治に対するイメージが変わった」

など好評な授業です!
最後に富野先生から新入生のみなさんへメッセージをいただきました!

「私の講義は『私語厳禁』というルールを厳しく運用していますので、毎年私語をしたために教室から退出してもらう
受講者が何人か出てきます。(ルールの意味については講義で説明します )講義は勝負で、そして講義の内容は
世界が違って見える豊かなものに、というのがこの講義のモットーです。・・・・・・・・なーんて言っていますが、結構
講義ではおやじギャグで皆さんにクイズを出すなどテンションが高いばかりではありませんのでご安心を。」

富野先生!
取材に応じていただきありがとうございました!

新入生のみなさんは、しっかり講義を聴いて政策学に興味を持ち、
大学4年間の架け橋となるように頑張ってください!

以上「分権社会の地方自治を学ぶ」の授業紹介でした!