2012年3月22日木曜日

政策学部での学びを紹介~情報処理を学ぶ~

学生スタッフ

みなさんはじめまして。政策学部1回生のりょうけいこと佐々木了恵です。名前が珍しいのでみんなからは
「りょうけい」と呼ばれることが多いです。ぜひみなさんも「りょうけい」って呼んじゃってください!

さて、今現在、僕ら大学生は春休み真只中です。みんな思い思いの春休みを過ごしています。
なんて言ったって2か月以上ありますからね。授業がないのでなんでも自分のしたいことができるわけです。
逆に言えば、この2か月間充実させなければ非常にもったいないということです。こんな長期休み、大学を
卒業したらおじいおばあになるまでやってこないかもしれませんからね。(笑)
ということで、僕は前からしたかった一人旅に行ってきました!

青春18切符を使って5日間中国・・・・・・・・・・・・・・ではなく中国地方を旅行しました。まずは日本です。(笑)
松江や出雲、宮島、岩国、尾道、倉敷など観光地では京都とはまた違った文化財や街並みの雰囲気に
触れ、新たな発見をしたり、地元の方や同じく一人旅をしている人と言葉を交わしたり、長い長い移動時間
には読書をしたり、物思いに耽ったり、初めての外側からボタンを押して入る車両にこれまた新たな発見を
したり(笑)とゆったりとした時間を過ごすことができました。
みなさんも大学で思い思いの春休みを過ごしてください!

すいません。長くなりました。本題です。

今回、僕が紹介する授業は学ぶシリーズの『情報処理を学ぶ』という授業です。初めて聞く人は「なんだ
それ?」と思うと思います。僕も最初、そう思いました(笑)
この授業、簡単に言えばパソコンの技能を学ぶ授業です。たとえば、WordやExcelです。
大学では論文やレポートを作成する機会が多くあるのでパソコンの技能が必要になってきます。ここで不安
になってくる人もいるでしょう。僕も実際入学するまでパソコンに不安を抱えていました。しかし、この授業を
取って思っていたよりも上達することができました。基礎の基礎から教えてもらえるし、自分でパソコンを
操作しながら授業が進行していくので、非常に身に付きやすいです。
僕は今こうしてブログを書けていますからね。(笑)
また、『情報処理を学ぶ』は他の学ぶシリーズと異なり、履修指導科目ではなく専攻科目の内の一つです。
つまり、取らなければいけない科目ではないのです。
しかし、パソコンが苦手な人、大学生活のスタートダッシュを切りたい人(笑)は取ることを強くお薦めします。
必ず大学生活、その後に役立ちます!

さて、来る3月25日(日)春のオープンキャンパスが開催されます。オープンキャンパスでは龍大の雰囲気を
味わうとともに龍大のさまざまな情報をゲットできます。もちろん、ここでしか手に入らない情報もあります。
学生スタッフと話すこともできますからね。

ちなみに、僕は当日政策学部の学生スタッフではなく、全体運営のお手伝いをするアド☆サポとして参加
します。赤いブルゾンを着ています。そして、赤いめがねをかけています。
もし、見かけたら声をかけてください。「あ、政策学部のりょうけいだ。」と。

そうしてもらえると、ちょっとうれしいです。みなさんのご来場お待ちしています!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。以上、『情報処理を学ぶ』紹介でした。

2012年3月19日月曜日

マッシュポテトの比較「論」的考察?

白石 克孝

本日のお題は、アメリカ、イギリス、アイルランド、ドイツ、フランスのマッシュポテト比較研究です。 

構造変化による衰退に直面した「まち」「むら」の再生の海外調査によくでかけます。
最近では、フィールドに出るというよりも、会議室でのやりとりが多く、いま外国にいるか分からなく
なることも多いです。 

それもあって、必ず当地の食事やお酒を楽しむようにしています。日本からの同行者によっては、
毎食それでは耐えられないので、日本食やアジア食に「逃げたい」という人もいますが、私は断然
現地食派です。 

今回は、マッシュポテトについて、「比較研究」してみましょう。そうです、ふかした芋を押しつぶして
(丁寧には裏ごしして)つくる、あのマッシュポテトです。 

ヨーロッパ系の料理では、ジャガイモは重要な食材です。副菜としてだけでなく、主菜、さらには主食
としての位置を占めています。マッシュポテトは副菜として、カジュアルな料理だけでなく、本格料理
にも添えられます。 

マッシュポテトにグレイビーソースなる「粘液」をかける食べ方があります。アイルランド、イギリス、アメ
リカで食べることができます。世界中に広がっていないことから判断しても、「普通の味」としての地位を
獲得するような味ではありません。個人的には楽しんでいますが。 

アイルランドでは、普通のジャガイモをマッシュして手作りのグレイビーソースをかけて出されることが
多いです。これに対して、イギリスではグレイビーソースが量販の加工食品の流用になることが増えて
いきます。そしてたどり着いたアメリカでは、まずマッシュポテト自体が粉末にお湯をかけて混ぜて作る
ものが増え、グレイビーソースも粉末を溶いたものといった水準の加工食品が多くなるように感じます。 

味の平均値は、アイルランド>イギリス>アメリカになります。同じルーツをもつ料理を比べることで、
食文化の退化と商工業の進化をみることができます。 

またイギリスのパブなどで塩味のマッシュポテトが供されるときには、塩・こしょうなどの調味料はかけ
られておらず、テーブルでお客が自ら調味します。著名なフィッシュ・アンド・チップスも同様に味付けは
自分でします。ビールに合う味です。ビールでもなければ食べることができないという口の悪い友人も
いました。ドイツでは多品種のジャガイモが多様な調理法で供され、ドイツ料理の重要な柱となってい
ます。塩味のマッシュポテトの場合には、調理側でしっかりと味付けされています。日本人にもっとも受け
入れられる味かと思います。多くは別皿に盛られて出てきます。これまたビールに合う味です。 

フランスで体験したマッシュポテトは、定型的ではないところに特徴があります。塩味のマッシュポテトの
場合でも調理人の個性が活かされます。カジュアルなお店で体験した例では、ジャガイモからマッシュポ
テトを裏ごしでつくって塩味を整え、生クリームソースをかけてオーブンで焼くといったものがありました。
これは単独で注文したメニューではありません。当然、別皿で出てきました。やはりワインと一緒にという
味になっています。 

イギリスの料理が世に言われているほどまずいとは思いません。過去十数年の間のグルメブーム、調理
器具や調味料さらに食材の改善で、初めて体験した20年少々前と比べれば、ひどい調理をするパブなどは
本当に減ったように感じます。それでも料理に対する基本姿勢や文化が、ドイツ、フランスとは、斯くも異な
るわけです。 

だからといって、フランスのそれぞれに工夫されたマッシュポテトがまた食べたくなるかというと、話は別に
なるのが面白いところです。グレイビーソースがあれば注文したくなりますし、同じ皿にほかの料理と一緒に
盛られてその油や味を吸い込んだイギリスの手元塩味調味も定番感があって悪くないです。高級感のない
ところに、家庭料理の普段の一品であることに、マッシュポテトらしさを感じている訳です。 

政策学の分野で比較研究をする目的は、優劣を決めることではなく、タイプを析出することにあります。
さて、私のマッシュポテト論は比較論になっているでしょうか(笑 え、比較軸は何ですかって??

 
          アイルランドのパブ                     イギリスのパブ                          ポテトフレーク


【写真説明】
イギリス・アイルランドでは、歴史的な雰囲気をたたえたパブが、各地にたくさん残っています。
しかしイギリスでは、ビールの自家醸造所を持っているパブは減り、経営も日本のコンビニのように
フランチャイズ化が広がっています。
それでもファミレスのように同じ外観や内装にはしないのはさすがと思います。 

このフレークをお湯や暖かい牛乳で溶くことで、マッシュポテトを作ります。

2012年3月17日土曜日

政策学部での学びを紹介~情報処理を学ぶ~

学生スタッフ

 


みなさんはじめまして!政策学部1回生のりょうけいこと佐々木了恵です。


名前が珍しいのでぜひ気軽に名前で呼んじゃってください!笑


さて、僕ら大学生は今春休み真っ只中です。みんなこのブログでも書いているように思い思いの春休みを過ごしています。


なんて言ったって春休みは約2カ月もあるので大学生にとってこの期間は非常に重要な期間なんです。


というのも授業がないので自分のしたいことができるからです。


こんなに長い休み、大学を卒業したらおじいおばあになるまでないかもしれないですからね。笑


だから、後悔しないように僕は僕なりの春休みを過ごしています。


 


ということで、前々からしたかった一人旅に行ってきました!


青春18切符を使って5日間中国地方を旅しました。出雲や宮島、尾道、岩国、倉敷など


観光地に行き、京都とはまた違った街並みに多くの発見を見つけたり、地元の方や同じく一人旅をしている人と話したり、


長い長い移動時間に読書をしたり物思いにふけったり、初めての電車にまたまた新たな発見を見つけたり(笑)と


ゆったりとした時間を過ごすことができました。


ぜひ大学生になったら思い思いの長期休みを過ごしてみてください!


 


すいません。長くなっちゃいました。本題です!


『情報処理を学ぶ』という授業は簡単に言えばパソコンの技術を学ぶ授業です。たとえば、Word,Excelといったものです。

大学では論文やレポートを書く機会が多くあります。

学ぶシリーズの中でも必修科目ではなく専攻科目

2012年3月15日木曜日

政策学部合同講演会

学生スタッフ

どーも!はじめまして( ´ ▽ ` )ノ政策学部1回生の勝澤亮介です!
みんなからは「かっちゃん」とか「かつ」って呼ばれていますが、大半の人は「かっちゃん」なんで気軽に
呼んじゃってくださいね。

大学の春休みも半分以上が過ぎました!早いような遅いような…笑
僕は、2月にゼミで沖縄旅行に行ったり、サークルの冬合宿で長野へボードに行ったりと充実した春休み
の日々を送っていますd(^_^o)

さて、今回は今年の1月11日に行われた浅岡美恵先生の講演会について!
この講演会は政策学部合同で行なわれました。そして我々学生スタッフにとってすごく良い経験になった
講演会でもあります。

今回、政策学部の学生に講演をしてくださった浅岡美恵先生は、特定非営利活動法人気候ネットワーク
理事長をされており、多忙なスケジュールの中来てくださり貴重なお話を聞かせて頂きました。
講演の内容は、京都議定書のお話しなど。日本はせっかく議定書を発行した国なのに、新しい議定書には
不参加と言っている。果たしてこれで良いのか?また、アメリカとかは議定書を批准していないけど、二酸
化炭素を多く排出する先進国が、批准してなくて排出が少ない地域に負担させるのは問題ではないのか?
など、様々な角度から今起こっている問題を指摘し、私たちも深く考えさせられました。

また浅岡先生は、地球温暖化防止の活動をされており、「龍谷大学大学院NPO・地方行政研究コースニュ
ースレター グローカル通信vol.22」の中で、「東日本大震災以降、関西電力の原発の過半数が様々な事情
で停止し、私たちは電力やエネルギーの使い方と向き合うことになった。これは日本全体に原子力に依存
せずに、温暖化対策を進めるよう私たちに重い腰をあげさせようとしているのだと考えよう。国の政策が混沌
としているが、それでも地域が変わることで国の政策を変えて行こう!」と地域から温暖化対策を行っていく
という考えで、私たち若者に興味と関心を持って行動していくように、と言ってくれているように感じました。

浅岡 美恵 先生です


で、先ほども書きましたが、この講演は我々にとって大変良い経験になりました!なんと講演の運営をほと
んど学生スタッフに任せるぞ!というとんでもないことを言われたのです。笑 もちろん教務の方や先生方の
補助もありましたが、なんせ講演まで時間がなかったので、みんなで集まれる日に集まって、司会、機材、
誘導などの役割をきめ、それぞれ準備をして、まぁ~大変でした。笑
なんせ、講師の方がいきなりビッグだったのでなおさら失敗できないとの事だったのでプレッシャーが半端
じゃありませんでした(>_<)笑

撮影の準備をするのも学生スタッフの仕事です。


僕は講師誘導を横山愛さんと担当したのですが、朝からちょっとしたハプニングもあり、あたふたしたところ
もありましたが、失礼の無いようまるでSPかのごとく浅岡先生を誘導したのを覚えています。笑
この講演会は学生スタッフにとって大きな新たな一歩として非常に良い経験になりました!(^_^)

ま~そんなことで!以上、政策学部合同講演会についてでしたー。ありがとうございました!!!

2012年3月5日月曜日

政策学部での学びを紹介~現代社会の市民性を学ぶ~

学生スタッフ

はじめまして!政策学部一回生、石田翔子といいます☆みんなからは、「しょこたん」とか「しゃあんずー」
(中国語で翔子です)と呼ばれています(*^^*)個人的には「しょこ」って呼んでほしいです☆(笑)春休みもちょう
ど半分過ぎようとしているところです。毎日バイトや遊びで大忙しです!そろそろ勉強も手をつけます…(^^;)

わたしは、まちづくりやまちおこしに興味をもっています。将来は地域と密着した仕事をしたいと思っています☆
二回生の後期からゼミというものに所属するので、このようなことを研究し学ぶゼミに入りたいと考えています!

どこかで見かけたら気軽に声かけてくださいね(b^ω^)

さて、今回は引き続き学ぶシリーズの「現代社会の市民性を学ぶ」の授業について紹介したいと思います。この
授業でどんなことを学ぶのかというと、現代の社会において起こる問題にわたしたち市民がどうかかわっていく
のかというようなことを考えたりします。
具体的には、NPOのことや過疎地域での住民同士の取り組みやビジネスの事例に基づいてこれからの社
会を『わたしたち』が変えていくためになにが必要なのかなどを学びました。

授業のスタイルは先生の話を一方的に聴くのではなく学生にマイクを回し意見を発表したりなど毎回の授業で考
えることが多い授業でした!でも、そんなに堅苦しい授業ではなく、頻繁に事例の紹介などがあり興味を持ちや
すいと思います。以前の学生ブログでも紹介した「馬路村のゆず」の取り組みについては、この授業で初めて知
りました(^^*)
他にも「田んぼdeミュージカル」や「いい爺ライダー」などと日本全国ですごく活気のあるまちおこしが行われてい
ることを知り、学びました!このようにユニークなまちおこしがたくさんおこなわれているのです☆名前を聞くだけ
でわくわくしちゃいます!!本当にこの授業はおもしろいです!!すごくおすすめです☆

なんといっても、この授業を担当してくださる深尾先生はすごく熱い先生で毎回の授業で必ずなにか心に響くもの
が残ります!!大学の授業は高校とは違い、板書をすることは高校と比べると少ないのかなと思います。授業で
先生がおっしゃったことで自分が重要だと思ったことをノートに書いたり、話を聞いて感じたことや考えたことを書く
ことが私の場合では多いです。なので、毎回ノートはほぼ殴り書き状態です。(^^;) 大学での学びは、常に自分で
考えるということが大切であると一年を通してこの授業やさまざまなことから感じました!

深尾先生です。(写真は課外活動での1コマ)


特に政策学部での学びにおいては、はじめからこれといった「正しい答え」がなく多角的に物事を考えることが大切
な学問だと思います!この授業で私は考える力を身につけることができました。(^^*)
まちおこし、むらおこしに興味を持っている人にはいい刺激をうけることができる授業だと思います!!そうでない人
もこの授業で必ずなにか得るものがあると思います!!!

「現代社会の市民性を学ぶ」については以上です。
下手な文章ですみません…(+_+;)うまく伝える力を身につけなければ…。笑

さて、最後にお知らせがあります。龍谷大学では今月3月25日(日)に春のオープンキャンパスを開催します。http://www.ryukoku.ac.jp/admission/event/opencampus/oc2012_spring.html
政策学部でも学部紹介イベントを実施、もちろん私たち学生スタッフも行きます。

政策学部のイベントやオープキャンパスなどではさらに政策学部の魅力を感じることができると思うのでぜひ来てく
ださいね!!学生スタッフはみなさんと出会えることを楽しみに待っています☆

それでは、以上!しゃあんずーによる授業紹介でした!!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

2012年3月4日日曜日

「深草まるごとサロンの日」開催

石田 徹

久しぶりに晴れ上がった今日(3月3日(土))、政策学部の学生諸君が参加する行事が2つ平行して開かれました。一つはRyu-SEI Gapの「地域と学ぶ、地域で学ぶ」の中間報告会で、こちらは「政策のつぶやき=Twitter」(せいさくん)で紹介されていますので、そちらをご覧ください。もう一つは、私がここで紹介する、龍谷大学近くの深草小学校を中心に催された「深草まるごとサロン」の行事のことです。これは、深草地域の絆を高めることをねらいとするとともに、より具体的にはこの秋に深草商店街にオープン予定の「ふかくさ暮らしの交流サロン(仮)」の取り組みを地域の人々に広く知ってもらうために開かれたものです。この行事と同時開催でプチ版の「ふかくさ100円商店街」も行われました(「ふかくさ100円商店街」はすでに井上先生が「チーム政策日記教員ブログ」にアップされた2011年5月28日の記事で紹介しています)。


                         
          深草まるごとサロンのポスター              三井深草商店街振興組合理事長 開会挨拶



                         
      中庭ブースの様子                           学生ボランティア


 深草小学校には、「いっしょに味合う」「」いっしょに子育て」「いっしょに健康に」のコーナーが置かれて、それぞれ「障がい者支援施設が運営するカフェの出張営業」、「絵本の読み語り絵本を題材にした工作など」、「視覚障がい者によるマッサージ」などといった催しが行われました。また、中庭には「福祉施設、被災地の手作り品販売」「青竹踏み&コップ作り」「廃油で作るエコキャンドル提供」などといった8つのテーマのブースが設けられました。少し風が吹いて寒いところもありましたが、陽ざしは穏やかであり、お年寄りから子供まで沢山の人が訪れていました。
 この行事には、龍谷大学のみならず、聖母女学院、京都教育大学、京都文教大学などから30名以上の学生がボランティアとして参加していました。私が今年度に担当した基礎演習2組からも3名の学生が加わっていました。
 深草地域へは、龍谷大学として、短期大学部の加藤博史先生を中心に多くの先生方が関わって来られ、またボランティア・NPO活動センターなどを通じて学生諸君も各種イベントに協力して来たという実績があるのですが、地域との連携を重視する政策学部、政策学研究科においても今後積極的に関わっていこうと考えています。上に挙げました「交流サロン」の企画の実施に関しても協力していくことを確認しています。
 政策学部の学生諸君との関係では、基礎演習2組の取り組みのことを紹介しておきます。政策学部1回生の一大行事である基礎演習合同討論会(これについての詳細は「チーム政策日記学生ブログ」の2012年2月10日の記事を参照して下さい)において、我がクラスは「商店街の活性化」のテーマを取り上げました。まず日本一長い商店街として有名な大阪の天神橋筋商店連合会会長の土井年樹さんをお呼びして講演を聞き、そのお話しに刺激を受けて2組の諸君は、龍谷大学の地元にある深草商店街を取り上げ、その活性化に向けて提言を行うことを討論会のテーマにすることにしました。
 講演会から討論会までは2ヶ月足らずでしたから、果たしてうまくまとめることができるであろうかと心配していましたが、学生諸君は天神橋筋商店街及び伏見区深草支所にインタビューに行き、また深草商店街においてアンケート調査を行うといった多くの作業を分担しながらテキパキと進めて、短期間でレジュメ(報告の概要)を完成させました。討論会に向けての最終盤ではほとんど毎日図書館の学習室などに夜遅くまで詰めかけて準備をするなどして頑張った甲斐もあり、討論会の本番では優勝することができました。討論会を通じて示された学生諸君の成長ぶりは目を見張るものがありました。
 龍谷大学政策学部では、地域と連携し、地域に入って学びを深め、成長していく機会を今後も様々に用意していきたいと考えていますので、在学生そして受験生も大いに期待して下さい。

2012年3月2日金曜日

政策学部での学びを紹介〜分権社会の地方自治を学ぶ〜

学生スタッフ

みなさん、こんにちは!
政策学部政策学科1回生の住吉祐紀です!「スミ」って呼んでくださーい!3月になり、春休みも中盤。バイト
ばっかりで遊んでいない日々です。今は資格の勉強をちょっとしています。

僕はパソコンやiPhoneやiPadを使うことが趣味で、MOS検という大学生なら絶対に使っているWordやExcel
やPowerPointをちゃんと使えるかという資格の勉強をしています。今はWordを勉強しています!

こんな僕ですが、4月からクラスサポーターになることが決まりました!
基礎演習のあるクラスを1年間サポートしていきます!また別のブログでクラスサポーターのご紹介があると思
うのでチェックしてください!

さて新入生のみなさん!合格おめでとうございます!
4月からの龍谷大学政策学部での学びを楽しみにしていると思います!4月1日から一緒に「チーム政策」を盛
り上げていきましょう!2期生がどんな学生達なのか楽しみにしてます!
そんな新入生のために今回は前期にほぼ全員が履修する「学ぶシリーズ」の1つである「分権社会の地方自治
を学ぶ」についてご紹介します。

みなさんは地方自治と聞くとどんなイメージがありますか?僕は大学に入る前は「市町村がつまらないことをし
ているもの。」と思っていました。あまりいい印象はなかったです。

しかし、この科目を受講して地方自治に対する考え方がかなり変わりました!まずは日本の地方自治の歴史を
振り返ってみましょう。中央集権型と言われてきた日本の政治形態。21世紀に入り、急速に地方分権が進みま
した。日本の国の姿を地域社会から変えて行く地方分権はわたしたちにとってどのような意味を持つか。地域社
会で起きている事例を通じて、地方自治について基本的なことを学ぶ科目です。講義方法は大講義室で、大学
独特の雰囲気で行います。

では担当する教授を紹介します!
富野暉一郎先生です!
富野先生はとても偉大な先生です!

富野先生です!


富野先生は京都大学理学部宇宙物理学科を卒業しています。
まず大学名にびっくりするのですがさらに宇宙物理?となりませんか?
そうなんです。先生は理系の出身です。

なぜそんな人が文系の科目の研究をしていらっしゃるのかというと、偶然に米軍住宅問題が地元で起きてしまい、
市民として反対運動に関わったことから神奈川県の逗子市長になってしまい、否応無く地方自治の現場で市民自
治を実践することになってしまい、その結果地方自治の研究者になるという道を歩んでこられました。
実際の元市長の講義が受けることができるすごく充実した講義となっています!
富野先生については政策学部のホームページにも紹介があります!
ぜひ、ご覧ください!http://www.policy.ryukoku.ac.jp/staff/tomino.html

今回、富野先生に直撃取材!
新入生のためにお話をお伺いましました!
この講義の方法やポイントを教えてください!

「通常の講義は

①一週間分の地方自治に関連する新聞記事の切り抜きをコピーした
『今週の地方自治』を使う,生きた地方自治の解説
②前回の講義についての疑問や意見に答える回答タイム
③レジュメに沿った講義
④その日の講義に関する質問や意見等を全員が「質問意見票」に記入する振り返りの時間

で構成されます。
また2~3回程度、講義の進捗に合わせて映像資料により、地方自治の課題をリアルに理解する場を持ちます。」

大学の講義は90分です!
意見質問表をしっかり書いて提出してから退出しましょう!
次に新入生のみなさんへこの講義で学んでほしいことやこの講義の取り組み方についてコメントをいただきました!

「地方自治は国際政治や国の政治・行政に比べてマイナーな感じがすると思いますが、どうしてどうしてなかなか
面白いし、私たちの手の中にある政治や行政である大事なものであることをぜひとも知ってほしいと思っています。
また私たちが社会に参加して社会を元気にしていく手掛かりや方法についても学んでほしいと思っています。」

まずは話を聞いて興味を持つことが大切です。興味を持てば学びが広がります!では実際に受けた学生の声を
聞いてみました!

「おやじギャグ最高!」
「チャーミングな先生!」など意外な富野先生(笑)
「市長の経験がある先生のお話を聞けるから充実した講義だった」
「地方自治に対するイメージが変わった」

など好評な授業です!
最後に富野先生から新入生のみなさんへメッセージをいただきました!

「私の講義は『私語厳禁』というルールを厳しく運用していますので、毎年私語をしたために教室から退出してもらう
受講者が何人か出てきます。(ルールの意味については講義で説明します )講義は勝負で、そして講義の内容は
世界が違って見える豊かなものに、というのがこの講義のモットーです。・・・・・・・・なーんて言っていますが、結構
講義ではおやじギャグで皆さんにクイズを出すなどテンションが高いばかりではありませんのでご安心を。」

富野先生!
取材に応じていただきありがとうございました!

新入生のみなさんは、しっかり講義を聴いて政策学に興味を持ち、
大学4年間の架け橋となるように頑張ってください!

以上「分権社会の地方自治を学ぶ」の授業紹介でした!