2014年2月12日水曜日

龍谷大学政策学部に「農学科」あらわる!?

清水 万由子

2015年度、龍谷大学では農学部を開設します。
このサイトを見てくださっている方なら、ご存知かもしれませんね。
しかし、じつは政策学部にも「農学科」がある・・・・
政策学部生の間で、そんな噂がささやかれているそうです。

政策学部「農学科」の正体とは・・・、わが清水ゼミの2回生たち。
大学のほど近く、深草にある市民農園「風緑」さんで畑を借りて、野菜をつくっています。

「風緑」の杉井さんと河合さんに教えていただきながら、授業の合間にゼミ生が交代で土を耕し、
有機質の肥料を入れ、種をまいて、水やりをしてきました。
農薬を使わず、土の力で小松菜、ねぎ、大根、キャベツ、たまねぎなどが育っています。
ゼミ生が撮ってくれた写真で、その様子をご紹介しましょう。

和気あいあいと、畝づくりです。



野菜は意外とたくましく育つものですね。大根です。



こちらはキャベツ。「パオパオ」と呼んでいるカバーをかけて育てています。



うれしい収穫。



いただきます!



一人暮らしのゼミ生が小松菜をおいしく調理してきてくれたので、ゼミの後にご飯を炊いて、
2回生全員でいただきました。

政策学部清水ゼミでは、環境社会学をベースにして、地域環境保全に関するフィールドワークを取り入れて勉強しています。
野菜が自分の口に入るまでの手間ひまを体感し、自然の力を五感で受け止めて、
自然とのつきあい方を考えるうえでの原体験にしてくれたら、というのが教員としての願いです。
頭で考えるだけでなく、身体感覚にうらづけられた学びを大切にしたいと思っています。

今、畑の野菜たちは成長を止めて、厳しい寒さを耐えているようです。
ゼミ生たちは残りの冬野菜でもう一度収穫祭を行って、次の植え付け計画をたてる予定だそうです。
自分たちが体験したこと学んだことを形にしながら、次の活動展開を考えたいものです。
春に向けてうごめく政策学部「農学科」なのでした!