2011年1月6日木曜日

合同討論会

事務室

政策学部・大学院政策学研究科設置事務室の中西です。

2011年がいよいよ始まりました。4月からは、設置事務室も「政策学部教務課」として立ち上がる予定です。
龍谷大学東門から入ってすぐ左手の紫英館(しえいかん)1階にあります。ぜひお立ち寄りください。

 


さて、政策学部の前身である「法学部政治学科」が開催したイベントについて紹介させていただきます。それは二つの「合同討論会」です。

12月4日(土)には、「基礎演習合同討論会」が開催されました。
これは、基礎演習(1年次に少人数で構成されるゼミ形式の授業)のクラス対抗の討論会です。
各クラスがテーマを設定し、15分の発表の後、質問側と応答側が向かいあって座り、約15分の討論(質疑応答)を行い、レジュメ・発表・応答・質問の総合点で順位を決めます。
入学して約9ヶ月の1年次生が、ここまでの発表・討論をおこなうのかと驚かされます。



そして、12月19日(日)には、「政治系ゼミ合同討論会」の開催されました。
これは、「演習Ⅰ」「演習Ⅱ」の受講者がゼミ対抗でおこなう討論会です。
20分の発表の後、25分の討論。レジュメ・発表・応答を採点するのですが、先生方・学生だけでなく一般聴衆も採点できるのです。
そして、1位~3位、討論賞(質問)、討論賞(応答)が決まります。
3年次になると、発表の内容も深まっており、またパワーポイントを使用したプレゼンテーション能力も、討論も、確実にレベルが上がっていることが分かります。
 
もちろん討論会の内容も素晴らしいのですが、何よりも、学生と先生方の絆、みんなで1つの物事に取り組む熱い気持ちに心を動かされます。

そして、この討論会は、全て学生が運営していることも注目する点。
「基礎演習合同討論会」は、2年次以上のクラスサポーター(基礎演習に参加し、自らの経験を生かし、1年生をサポートをする2年生以上の上級生)が、また「政治系ゼミ合同討論会」は、法学部ゼミナール連合会が中心となって運営しています。

学生さんたちは、先生方、同級生、先輩・後輩など幅広いつながりの中で成長しているんだなあ、と感じさせられます。

討論会終了後の懇親会では、討論会の表彰式が行われます。
賞を取ったゼミの歓喜の声、賞は取れなかったけれど満足した様子(悔し涙もあるかもしれません)。全てが終わった後のみんなの顔は充実感であふれています。
 
法学部が築き上げたこの素晴らしい取組みを、政策学部でも引き継いで行うことになります。

政策学部生のキラキラした顔を、チーム政策として見られることを楽しみに、4月の開設に向けて取り組んでいきます!