2013年12月10日火曜日

2013年度政策系演習合同討論会

井上 芳恵

半年ぐらい更新が滞っていましたが、その間も政策学部では、総務省の「域学連携」地域活力創出モデル実証事業として
兵庫県洲本市や京都府京丹後市への長期滞在型インターンシップが実施されたり、
京都府福知山市において市民会議に学生がファシリテート役として参加したり、
ドルトムント工科大学との交流事業が進められていたりと、活発に様々な取り組みが進んでいます。


そして、政策学部1期生もいよいよ12月から就職活動解禁ということで、学内もスーツ姿が目立つようになりました。
早速、合同説明会など多数参加している学生も多いようですが、
説明会に参加するだけで就活をしている気にならず、しっかりと自分の目指すべき方向と、
それにマッチする業界、企業、働き方を見つけられるよう、頑張ってほしいと思います。


今回は法学部政治学科の伝統を受け継いだ、演習合同討論会について紹介します。
1回生の基礎演習でも合同討論会が実施されますが、2回生後期から多くの学生が演習(ゼミ)に所属し、
そこで調査・研究したことについてゼミ対抗で発表し、討論を行うものです。
今年は、初めての演習合同討論会の開催で、実施時期や方法については、主催する政策学部ゼミナール連合会も教職員も、
手探りの状態でしたが、6月と11月の2回に分けて開催されました。
6月の開催では、2つのゼミの直接対決となりましたが、他のゼミからも多数聴講に参加し、11月の討論会に向けた準備も進められました。
そして11月は18ゼミが参加し、3会場に分かれて「未来への革命~卵たちの響宴~」と題した討論会が実施されました。


政策学部では、ゼミの専門も多様なので、それぞれのゼミで特色あるテーマ、アプローチで社会の課題に向き合うことができたと思います。
安易に政策提案するだけではなく、しっかりと社会の課題を見つめ、その現状や要因を分析することが求められ、
政策提案を行うにあたっても、自分たちには何ができるのかということも考え、今後の活動や行動に結びつけてもらえたらと思います。


さらに12月には大学コンソーシアム京都において、「第9回京都から発信する政策研究交流大会」が開催され、
政策学部からは5つのゼミが参加しました。
11月の討論会での議論を受けて内容をブラッシュアップし、他大学も多数参加する中、3つのゼミが優秀賞を受賞しました。
政策学部としては初めての参加でしたが、素晴らしい成果だと思います。

政策学部1期生は先輩もいない中で、色々な活動を模索しながら、龍大チーム政策の活動を社会に発信してきました。
来年度は1期生もいよいよ卒業の年となり、「地域公共人材」としてそれぞれのスタイルで社会で活躍してもらいたいと思います。
そして、3回生が就職活動に入り、ゼミも2回生が中心になってきました。
先輩たちの背中を見つつ、新たなチーム政策のチャレンジを展開していきましょう!!