2015年2月20日金曜日

孔明鎖(孔明パズル)を解いて

只友 景士

先日、帰宅すると小学生の息子がガチャガチャ木片を組み合わせようと悪戦苦闘しています。

私たちの大学院時代の友人から「お子さんへのプレゼント」といって、「孔明鎖」なるパズルが送られてきたのだそうです。母親が開封し、息子は早速そのパズルに挑戦していたのでした。友人は、大学院時代の後輩で、中国からの留学生。「ただ、ばらしては組み立てるだけのパズルです」のメッセージがあるのみ、6個の木製ピースを組むだけの簡単なパズルのように見えました。

孔明鎖の6個のピース


小学校低学年の息子は、悪戦苦闘して、結構な時間ガチャガチャやっています。
「そんなに難しい?ちょっとかしてみて」と私も参戦しました。
「こんなのすぐにできるでしょう」と始めましたが、できません。
「できた」と思ったら1本余っていたり、緩くて持ち上げるとばらばらと崩れてしまう駄目な状態だったりとなかなかできません。
初日は、1時間ほど格闘しましたが、こりゃ駄目だと「もう止め」と止めました。
翌日も、帰宅後、少しガチャガチャやってみました。
「簡単そうに見えて、難しいな」とか言いながら息子と代わる代わる格闘していると・・・・
妻が
「YouTubuには解き方の動画出てるよ。見ますか?」
と言います。
私と息子は、
「絶対に見ない」
と見ることを強く拒否。答えを見たら解く楽しみがなくなってしまうではないですか。
6個の木片ピースの形状を観察して、形状の特徴で分類して、組み合わせの可能性を考えてみることにしました。
木片ピースに記号をつけ、組み合わせを研究して、記録をとって、悪戦苦闘すること2時間ほどかかって、やっとパズルを解くことができました。



完成したとき、久々の達成感を味わいました。インターネットが普及して、パズルの解き方も動画で見ることができたりする時代です。聞くところによるとゲームの攻略法もYoutubeで調べたりする時代とか。

インターネットは便利ですが、安易に答えを得たりするのはどうかなと思っていましたが、今回、やり遂げて良かったなと思いました。

ちなみにアップした写真も解き方がネタバレしないように工夫して写真を撮りました。