2011年5月16日月曜日

NPO・地方行政研究コースって?

事務室

はじめまして、政策学部教務課の榎並です。4月に教学部から移籍して、1ヶ月が過ぎました。

もう初夏のような日が続いてます。この春入学された皆さまも少しずつ大学に慣れて来られたのではないでしょうか。

 さて、私が担当している大学院のNPO・地方行政研究コースについて、少し紹介させていただきます。このコースは、修士課程の共通コース(院生の所属は、政策学・法学・経済学研究科)で、本当に多種多様な院生で構成されている特色あるコースです。

 まずは、年齢・社会経験の幅のあること。社会人といっても、就職して間もない方から定年退職された方まで、また職種も自治体職員の方からNPO団体職員の方、地方議会の議員の方など。一方で、学部を卒業してすぐに大学院に入学された方(社会人院生に対して、ストレートマスターと呼ばれています)も、出身学部は法学部、経営学部など。また、一度社会に出てすぐに大学に戻ってもっと勉強を続けたい方もおられます。

 最近は、女性も増えてきました。仕事と家庭を両立するだけでも大変ですが、さらに自分自身の学びも得たい、という積極的な女性が増えてきたのでしょうか。院生のジェンダーバランスもかなり改善されて来ています。

 在籍期間についても多様です。通常、修士課程は2年間の在籍が必要ですが、このコースの院生は、1年修了をめざす方、2年間じっくり研究したい方、学部時代から早期履修を開始して2年半で就活と研究にじっくり時間をかける方、その早期履修によって1年修了をめざす方など様々です。

 このように、院生が自分のライフスタイルに適合する方法で学びを深めていけるだけの選択肢を、このコースはご用意できるような設計になっているのではないかと自負しています。

 「政策」という学際的なテーマでもっと学びたいと思っておられる“多様な”院生が、このコースで学び合うことによって、切磋琢磨し合いより高い到達点をめざす(シナジー効果と呼んでいます)のが、NPO・地方行政研究コースの最大の特色です。さらに、修了してもコースの取組に積極的に関わりたい方が多いのも驚くべきことです。



 将来大学院で学ぼうと考えている皆さま、是非このNPO・地方行政研究コースを1つの選択肢として考えてみてください。いつでもお待ちしております!